==宇電懇ニュース No.107==

2003/4/10
宇電懇事務局(東京大学・理・天文センター)発行

宇宙電波懇談会会員の皆様

 桜前線も順調に北上し、事務局のある三鷹構内では 満開の姿が美しい今日この頃です。 東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センターが事務局を 引き継いでより、1年以上経ってしまいましたが、ようやく宇電懇 ニュースをお送りすることができました。

 事務局メンバーは、祖父江、河野、半田の3名ですが、2年間の担 当期間中、事務局としてできる限りの宇電懇活性化を図り、日本の電 波天文学研究の活動を高めて行きたいと考えております。

宇電懇事務局 東京大学・理・天文センター

目次

  1. 会員動向
  2. webページ整備
  3. 宇電懇ニュースの電子版化について
  4. 宇電懇総会報告

I.会員動向

 2003年4月10日現在、
 宇電懇会員 315名
 うち電子メールアドレスの登録がある方 270名

II.webページ整備

 従来より、宇電懇のwebページは作成されておりましたが、 残念なことにあまり有効に活用されていなかったきらいがありました。 そこで、国立天文台野辺山の立松さんにご協力いただき、 内容を整備し、新たなURLとしました。入退会手続きも 記載しましたので、付近で入会希望者などいましたら、ご覧頂くよう ご紹介下さい。

 今後、事務局の引継が行われても、トップのURLは固定して 運用していく予定です(担当事務局に直接、自動転送するように設定 してあります)。

 また、このURLを日本天文学会のリンク集に加えていただくよう申請中です。 宇電懇webページURL http://www.nro.nao.ac.jp/udenkon/


III.宇電懇ニュースの電子版化について

 印刷郵送経費を考慮して、今回の宇電懇ニュースは、ryunetおよび それを集録したwebページアーカイブで先行して配布してみました。

 過去のニュースはNo.95以降全号が上記webページにアーカイブされて います。

 宇電懇会員の全員がryunet配信を受けている訳ではありませんが、 電子配布を主体とし郵送による通知の削減する(特段の希望者以外への 郵送配布を原則として廃止する)ことで、宇電懇運営経費の 削減と発行頻度の向上を図りたいと考えております。

 この方式についてご意見いただければ幸いです。

 なお、参考までに、昨今はニュース発行頻度が1〜2年に1回となって おり、結果的に郵送費がほとんどかかっていないため、宇電懇会費は無料と なっています。


IV.宇電懇総会報告

 2003年3月24日、日本天文学会春季年会会場において 宇電懇総会を行った。出席者数は約50名。 報告および議事内容は以下の通り。

1.URSI報告(井上允)

2.周波数保護活動(大石雅寿)

問題の存在についての社会認知に会員各位の協力を。

http://www.nro.nao.ac.jp/~freqras/

3.ALMA計画の現状と今後(長谷川哲夫)

4.平成15年宇電懇シンポジウム「ALMA時代のサイエンスと研究推進体制」の開催提案(百瀬宗武)

(以上)